ネットから始まったコメディ漫画「ヘタリア」。
★真面目なドイツ
ヘタリアといえばイタリアとドイツのやり取りがたくさん出てきます。
ドイツと言えば他の国のようにヨーロッパ文化の華やかさはなく、貧しさとたくさんの戦争を生き抜いてきた騎士の国です。
そして歴史の中でもたくさんイタリアと絡んできたドイツは、ヘタリアの中ではイタリアの保護者のような存在になっています。
ドイツは他の国比べてどのような性格なのでしょうか。
ドイツはとっても真面目。枢軸国の中ではリーダー的な存在になっています。
規則や秩序は絶対に守る、勤勉実直な性格です。
何事にも真面目な性格は仕事のみならず、休暇のときも常に真剣なのが特徴です。
ただ真面目すぎて融通が利かないため苦労することもしばしばあるのが難点。
さらにマニュアル人間のため、機械に絶対的な信頼をおいてしまい、失敗することもある。
そんなドイツは国の王である上司にもなかなか恵まれず、同居した国には振り回されるという可愛そうな境遇にあります。
そして軍事力の弱いイタリアに慕われ、さらなる苦労をすることになります。
ただ自分慕ってくれるイタリアを大切にするという優しさのある国です。
ドイツと言えば、じゃがいもとソーセージ。この二つが大好きなドイツはたまに「じゃがいも野郎」と罵倒されることもあります。
もちろんビールも大好きです。しかしビールを飲むと溜まっていた鬱憤を吐き出してしまいます。
真面目であるゆえに色々溜め込むため、ビールを飲んだあとはいつもとは違う顔になるのも特徴です。
★温厚な日本
ヘタリアの中で、イタリア・ドイツとともに欠かせない存在なのが日本。
漫画はこの3国が同盟を結んだ頃の話で、3国のやりとりはとても面白いです。
日本は島国であることや、一時期鎖国をしていたことから200年ぐらい外交がない国でした。
いざ開国してみると世界の変わりように驚きます。しかし10年ほどで他の国に追いつくぐらい順応性のある国です。
ただ引きこもりの期間が長かったせいか人との接触が苦手であるのも特徴です。
ヘタリアでも、日本の性格が見事に描かれています。
礼儀正しく、温厚な日本人はとても真面目で勤勉です。少しドイツに近い性格を持っています。
そして自分の意見を主張することなく他人に合わせてしまうため、他の国からすれば何を考えているのかわからない存在です。
実際は他の国の何倍も考え、胸の中に溜めているのです。溜めすぎると突然爆発するので、他の国からすると思いがけない行動に出たと思われがちです。
他にもこの漫画では日本の独特な文化も描かれています。
日本は他の国との一番の違いは四季がある事です。
その四季を大切にしているのは日本ぐらいです。
さらには自然も豊かな日本は四季同様に自然をこよなく愛しています。
年中行事も大切にしている日本は、正月はもちろんクリスマスも祝う変わり者です。
海外の文化もアレンジして日本の文化として取り入れてしまいます。
他の国から見れば変わり者ですが、当の本人は自分が普通だと思っているのも特徴ですね。
★連合国アメリカ
歴史上でドイツなどの枢軸国と対立していた連合国。
その中の一つがアメリカです。
ヘタリアの中ではハンバーガーやアイスクリームなどが好きな正義感の強いキャラクターになっています。
イギリスに占領されていたせいか、ジャンクフードを好み味覚はいまいちと言われています。
そして正義感が強く単純であるため、他の国から空気が読めない存在にされています。
実際のところはわざと空気を読めないふりをしているのだとか。
今でこそ世界の中心的存在であるアメリカも、昔はイギリスと同居していたのです。
イギリスから独立後急激に成長とげた若い国です。
同居していた頃は泣き虫で、イギリスやフランスをすぐに頼っていましたが、いつの間にか精神的・肉体的に大きく成長してしまい今では頼られる存在になっています。
ただ、他の国に比べ歴史が浅いことにコンプレックスを持っています。
独立後のイギリスとの仲は微妙でありながら、一応友好的に接してはいる。
ロシアとは同じ連合国であっても、犬猿の仲。それ以外の国とは友好的であるのも特徴です。
そして一番の特徴は国以外とも仲良くしている点です。
クジラと仲良しなアメリカはクジラを求めて日本にやってくるほどクジラが大好きなのです。
そしてUFOやUMAといった未知のものも好きで、宇宙人と仲良くしているようです。
気がついたら宇宙人が畑に謎の図形が残していたという国。
アメリカは不思議な国として、ヘタリアの中で描かれています。
★イギリスの性格
イギリスは元々海賊で、今は紳士と言われています。
アメリカに独立されて以来、孤独な状態が続いたため、ヘタリアの中でも友達ができず困っていました。
そんな中、同じく孤立状態だった日本と友達になります。その時できたのが日英同盟です。
イギリスはスペインを苛めたり、色々な国を植民地にしたりするなどヨーロッパ一の暴れん坊とされています。言葉遣いも他の国に比べると悪く、元ヤン呼ばわりされることも。
性格は皮肉屋で意地っ張り。さらに負けず嫌いなイギリスは友好的な態度を取るのが下手であるため、なかなか友達ができない。
ただ一度仲良くなれば、とことん相手に尽くすといういい奴。典型的なツンドラである。
そんなイギリスの趣味は料理。
しかし、そんな料理を口にしてくれる国はなかなかいない。
その理由はまずいから。お菓子を作っても、他の国からテロだと言われる始末。
三ツ星シェフがマクドナルドを絶賛する国というから、料理の味はよっぽど悪いのであろう。
他にも手芸や文学が趣味。そしてアメリカの映画を批判することも楽しみの一つらしい。
このイギリスには変わった特徴がある。
幽霊や妖精などが大好きで、ユニコーンなどが見えるらしい。どこの国に行ってもそこの国の幽霊などが見えるという不思議な能力を持っている。
日本に行った際に、河童に妙薬をもらったという話がヘタリアの中に書かれている。
他の国には見えないので、誰にも信じてもらえない点では可愛そうな国である。
★純粋なロシア
ヘタリアの中で、純粋な青年として描かれているロシア。
しかしたまに見せる腹黒さもロシアの特徴です。
ロシアの大好物はウォッカ。何をするにもウォッカを使う。もちろん燃料にもウォッカという変わりようです。
ロシアは北国に位置しているため、とても寒い。そこで、南下をしようと試みるがことごとくイギリスに邪魔をされ、なかなか南下できずにいます。
寒い地方で、孤独に過ごしたせいで冬が嫌い。逆に温かいところが大好きなロシア。
将来の夢は暖かくてひまわりに囲まれた家に住むという願望も、寒さが嫌いな証拠ですね。
ただ、戦いの時は冬将軍が味方になってくれるので感謝はしているようです。
ロシアはポーランド分割を繰り返したことで有名ですね。その結果、ヘタリア内ではロシアの趣味として
ポーランド分割があげられています。
リトアニアなどのバルト三国とは長く暮らしていることでも有名です。
またロシアは上司に恵まれない国で、上司の命令で作った運河は設計ミスで結局なんのメリットもないまま。その運河が今もあるのだとか。
中国やフランスとは仲が良いが、アメリカやイギリスとは敵対することが多いです。
しかしどの国もいつかは全部ロシアにしてしまいたいという野望を持っています。
怒ると「コルコルコルコル」と呟く姿がヘタリアの中でも特徴的です。
この呟く姿で人を脅したり、壁から顔を覗かせたりすることで他国にプレッシャーをかけます。
ちょっと変わった言動が目立ちますが、これもロシアの特徴です。
★軍事が苦手なフランス
ヘタリアでは金髪が首の付け根の辺りまで伸びているのが特徴のフランス。もちろん薄い髭も欠かせません。
ヘタリアの中に登場する国の中ではイタリアと並んで、髪型に特徴があります。
さてフランスが一番活躍した時期と言えば、フランス革命後です。
ナポレオン戦争により一度はヨーロッパ中を手中に収め、実力を見せつけます。
ヨーロッパ大国フランスと言われたのもこの時期です。
しかしナポレオン1世がいなくなってからは、あっという間力を無くしてしまい、軍事は苦手分野になってしまいます。
その結果何度も経済難に陥ってしまうという散々な目にあっています。
残念なことにヘタリアの中でも、フランスの活躍を目にすることはあまりありません。
国の存続が危なくなると苦渋の決断で宿敵であるイギリスに連合国になるよう迫った事もありますが、イギリスに断られてしまいます。
イギリスとは何度も大戦を繰り返すほどで、仲はあまりよくありませんが、利害が一致すると手を組むことも多くある腐れ縁なのです。
ロシアやイタリア、日本などとは比較的仲がいいようです。
そんなフランスは元々戦うのは得意ではなく、農業でぶどうをつくり、名産のワインを作る方が性に合っていると言われています。
綺麗なものであればなんでも好きというフランスはプライドも高く、芸術面では世界一を自負しています。
また周囲の迷惑を顧みず、セクハラ行為やセクハラ発言を頻発してしまいます。男女問わず、多くの被害者がいるとか。
★最年長の中国
昔から、上司が変わる度に名前がかわる中国。名前は変わるが中身はあまり変わっていないらしい。
長い歴史を持つ中国は、ヘタリアの中でも最年長と言われています。
そのせいか、韓国や日本といったアジアの兄貴分だと勝手に思っています。
一時期、日本ともイザコザから敵対しかけましたが、現在は仲が良くなっています。
逆に今では弟分の韓国に頭を悩ませています。
中国の天敵と言えば、ロシア。南下を目指すロシアに対して北方を必死に守っています。
他にも、アヘン戦争のときに痛い目に合わされたイギリスには今でも腹を立てているのだとか。
それが現れるのがヘタリアにでてくる中国喋り方です。
元々変わった喋り方で語尾に「~ある」や「~よろし」とつくのですが、イギリスと話すときだけは語尾が「~あへん」に変わってしまいます。
当の中国は意識しているのか分かりませんが、アヘン戦争がよっぽど頭にきているのは間違いないようです。
中国の性格は思ったことは言葉にストレートに出します。もちろん感情もすぐに表にでます。歳のわりには行動が落ち着かないと言われることもしばしばあります。
そんな中国はパンダと一緒に暮らし、料理を得意とします。レパートリーも豊富で、味も言うこと無し。けれど、中国の既製品のお菓子は誰も食べようとしない。
さらにかわいいキャラクターが大好きな中国は、好きすぎてコピー商品を作ってしまい問題を何度も起こしてしまう。
その度、日本に怒られているのは言うまでもない。
★永世中立国
永世中立国といえばスイス。永世中立国といえば、戦争に加担することなく平和なイメージがあります。
本当に平和な国かどうかはヘタリアを読み進めていけば、スイスという国が見えてきます。
ヘタリアの中では前髪を短く切ったショートボブの女の子。小柄ですが、目つきが鋭いのが特徴です。
ドイツ語とフランス語の混じった変わった言語を話し、チーズとソーセージが大好きな国です。
性格は忍耐強く、頑固者です。他にも引きこもりがちで、排他的な性格も持っています。
スイスの平安を乱す人や国には容赦なく、常に携帯しているライフルをしばしば発砲することもあります。自治を守るためには引きこもらなければならないという事情もありそうです。
またお金は信用できても人は信用できないという考えを持っており、外国人は大嫌いです。
お金の面では鋭い勘をもち、世界中の財政を握っています。
そんな外国人嫌いのスイスも幼馴染のオーストリアと暮らしていました。
しかしオーストリアとの意見の相違からオーストリアを追い出し独立、今でも関係は修復できてないようです。
平和のイメージが強いスイスですが、銃の一大生産地であるというから驚きです。
表にはでませんが巨大な軍事力と世界中の財布を握っていると言われ、他の国も手が出せないのが現状です。
平和だけでは、攻撃され占領されてしまいますよね。つまりどこにも負けない軍事力が必要なのです。
この結果永世中立国が出来上がるのです。